保証規定(基本)
- 保証期間は、製品の引渡日より1年間です。製品が届きましたら、速やかに不足品、仕様、破損等の有無をご確認ください。万一、不具合やお気づきの点がございましたら、早急に当社までご連絡をお願い致します。
- 本保証は、安全かつ注意事項に従った正しい方法・手順によって取り付けられ、使用されている製品が対象となります。施工が不適当な施工面や環境下(浴場・サウナ室等含む)への取り付けや誤った取り付け方法、使用方法によって生じた製品の破損、また素材の特性に起因する変形や破損、変色 また火災・人災・事故・天災による破損等は、保証期間中であっても本保証の対象外とさせていただきますのでご注意ください。
- 取付施工中の事故による、製品の破損、塗膜の剥がれ、傷等は、保証の対象外となります。
- お客様からのご指示による仕様(支給データ)に基づいて製作した製品ですので、設計上の瑕疵があったと認められた場合は、保証期間中であっても、本保証の対象外とさせていただきます。(事前に当社より、安全性や耐久性について、お客様のご承諾をいただいている製品も含みます。)
- 当社は、製品ごとに屋内・屋外での仕様を指定させていただいております。 屋内用に製作された製品は必ず屋内でご使用ください。
- 本保証は、原則として代替品の納入、または無償修理にて対応させていただきます。施工費用や店舗休業保証、利益損失補填、現場足場費用等の付随費用は一切含みません。
- 本保証を受ける場合、該当保証書、瑕疵の状況・状態を示す写真、当社の責に帰する事を疎明する資料等をご用意していただく場合がありますのであらかじめご用意のうえご連絡ください。また状況や製品によっては、瑕疵のある製品との交換を条件とさせていただく場合がありますので、ご了承ください。
- 上記以外の保証規定につきましては、製品ごとの保証規定に準じます。
製品固有の保証
金属性チャンネル
- 金属類の錆(ステンレスを含みます)、銅・真鍮製品の変色、変質、緑錆の発生は、保証の対象外とさせていただきます。
樹脂製品
- 有機溶剤等の薬品による塗装仕上げ(クリアー塗装)、樹脂等の変色、変質は保証の対象外とさせていただきます。
LEDチャンネル
- 一次側電源の異常に起因する製品の故障及び破損、指定外の使用電源(電圧・周波数)の使用による故障及び破損は、保証の対象外とさせていただきます。
- 配線ミス、施工ミス接触不良などの施工上の不備による故障及び破損は、保証の対象外とさせていただきます。AC100V直結は絶対にしないでください。LEDが破損し、全損になります。また製品から出ている配線は、必要以上に強く引っ張ると断線の恐れがあります。以上が原因とみられる場合は保証の対象外とさせていただきます。
- LED特性による色ムラ、経年による光度の変化につきましては保証の対象外とさせていただきます。
- 改造、分解及び不当な修理による故障及び破損は、保証の対象外とさせていただきます。
- 当社供給部品の取り外しや部外品の組込み等による故障や破損は保証の対象外とさせていただきます。
- 取り付け場所の移設やその際の輸送における落下、振動、粉じん等による破損や不具合は保証の対象外とさせていただきます。
- 設置場所の温度が65℃以上の環境での破損は保証の対象外とさせていただきます。。
- 火災、地震、落雷や水害他の天変地異や異常電圧による破損は保証の対象外とさせていただきます。
- 日本国外での使用による破損は保証の対象外とさせていただきます。
当社の製品は、耐久性に考慮し、かつ美観を長く保てるように材料の研究や導入を行い、一元管理の下で製作されております。しかしながら、材料の経年変化に加えて、近年の大気汚染や酸性雨などの環境は製品の変色・錆・腐食などに大きく影響しています。そこで当社の製品を長く美しい状態でご使用いただくため、正しい施工方法と下記説明に従い定期的に適切なお手入れをお願いいたします。
基本的なお手入れ
- 各種金属研磨剤は、指定の場合を除いて使用しないでください。
- シンナー・アルコール・ラッカー等の有機溶剤や、強酸・強アルカリ性洗剤は表示や製品本体を傷めますので、絶対に使用しないでください。
- ナイロンたわしや硬い布等、製品に傷を付けるおそれのあるものは、使用しないでください。
金属製品のお手入れ方法(共通)
- 水洗い
- 製品に付着した、ホコリや汚れを洗い流します。ウエス等のやわらかい布に水を含ませ、傷をつけないように汚れを拭き取ります。汚れが目立つ場合は、中性洗剤を少量、水に薄めて使用してください。(スポンジによっては製品に傷を付ける場合がありますので、ご注意ください。)
- 乾拭き
- 乾いたやわらかい布で、傷を付けないように水分を拭き取ります。雨上がりに行うと、酸性雨による腐食を防ぐことができます。
製品別メンテナンス
ステンレス製品
当社使用のSUS304はオーステナイト系ステンレスの代表的な鋼種で、耐食性、靭性、延性、加工性、溶接性に優れ、最も頻繁に使用される素材の一つです。仕上げとしては、ヘアーライン、鏡面、ビーズブラスト、パーマネントヘアーライン、カラーステンレスなどがあり、通常は表面にトップコートを塗装せず使用されます。このほか、メッキや塗装、カッティングシート加工を施したものもあります。(トップコートが施された製品につきましては、銅、真鍮製品のトップコートが施された製品のお手入れ方法をご確認ください。)
ヘアーラインの場合(定期的な水洗いと乾拭き)
- 研磨剤
- ひどい汚れの場合は、微粒研磨剤入りスポンジなどで汚れを拭き取ってください。
ヘアーラインの場合はその目に沿って拭いてください。
※鏡面製品は傷つきますので、研磨剤を使用した作業は行わないでください。
銅・真鍮製品(定期的な水洗いと乾拭き、ワックス)
銅・銅合金(真鍮)製品は、空気中に含まれる化合物と反応しやすい素材です。そのため、ほとんどの場合はクリアー塗装によるトップコートが施されています。
- ワックス
- 3ヶ月に一度、少量の金属用ワックスを布に浸みこませて拭き、やわらかい布できれいにすると、一層光沢を増していきます。(研磨剤入りのワックスは使用しないでください)
アクリル製品(定期的な水洗いと乾拭き)
表面が平らな透明アクリル樹脂板は、傷が目立ちやすい材料です。また、ほこりが溜まったり指紋がついたりしますので、定期的な清掃をお願いいたします。
- 水洗い
- 製品に付着した、ホコリや汚れを洗い流します。ウエス等のやわらかい布に水を含ませ、傷をつけないように汚れを拭き取ります。汚れが目立つ場合は、中性洗剤を少量、水に薄めて使用してください。(スポンジによっては製品に傷を付ける場合がありますので、ご注意ください。)
※アクリル樹脂板は可燃性です。火気に近づけないでください。
※直射日光または温風が直接当たる場所、極端に湿度の高い場所での使用は避けてください。製品の反り、樹脂の劣化、強度低下、接着部分の強度低下につながるおそれがあります。
お手入れの目安
大気中の煤煙、金属成分、塩分や亜硫酸ガスにより、さびにくいステンレスやアルミニウム製品も腐食を起こすおそれがあります。定期的に水洗いと乾拭きを行うことによって、大気中の成分による腐食をやわらげることができます。軒下などの雨水洗浄されない場所や、海塩粒子の飛来が多い海岸地域、鉄粉や煤煙の多い工業地域、鉄道沿線沿い、交通量の多い都市部などは、頻繁に清掃することをお勧めいたします。