タイの伝統芸能
タイの有名な伝統芸能に「コーン」と「ラコーン」があります。
元々宮廷で踊られていたのが「コーン」で、これを大衆向けにしたものが「ラコーン」になります。
コーンは演者全員が仮面を着けています。仮面の色でキャラクターの性格を表します。
これは、中国の「京劇」や日本の「歌舞伎」で顔に描く「隈取り」と共通しています。
こちらは「ラコーン」の登場人物です。
手の動きにとても特徴があります。
後ろに付いてい魚の尻尾?のような所がとってもキュートです。
とても人気のある猿の神様「ハヌマーン」ですね。
インドの叙事詩「ラーマーヤナ」に出て来ます。
西遊記の「孫悟空」はハヌマーンがモデルとも言われています。
インド「ラーマーヤナ」→タイ「ラコーン」→中国「西遊記」→日本「ドラゴンボール」という感じでしょうか(笑)
タイの観光地やレストランのショーなどで見ることができますので、タイにお越しの際はハヌマーンに会って、アジアの壮大な時の流れを体感してみてはどうでしょうか?